テクニック編1 

走破する世界を変えてくれるテクニック


《マニュアル》
 ●こぎを入れずにフロントアップ

自転車を惰性で転がしながら、腰を下に落とすようにして。

ペダルを前方に蹴り出す様にして自転車を前へ送りだし、ハンドルを引きつける。

上方に伸び上がりフロントアップの状態にする。


●バニーホップ

マニュアルでフロントアップする時に一気にあまり高く上げず、腰を後ろに引く。

その状態で力をためてハンドルを引きつけながら上方へジャンプする。

空中でハンドルを押し出しながら膝を曲げ屈伸してリアを上げる。足を伸ばし、ハンドルを引き気味にして着地。


●ステア
バニーホップの要領でステアにアプローチ、但しフロントアップのタイミングはかなり早めで。
ジャンプするための力をためる所まではバニーホップと同じ。
飛び上がりの時にハンドルがお腹に当たるくらいに引きつけ、ペダルを蹴り出すようにしてジャンプ。
フロントタイヤがステアをクリアするように自転車を引き上げる。
ステアに当たったら屈伸して、今度はステアの壁を蹴り出すようにして上へ伸び上がり自転車を押し出す。


《ダニエル》
ペダルを少しこいでフロントアップすると供に上へ飛び上がり、後輪が着地すると供にリアブレーキをロック、再度飛び上がるために腰を少し落とし、ペダルを少し戻す。 ペダルを踏み込むと同時にリアブレーキを放し、ハンドルを引き付けながら、再度上へ飛び上がる。 後輪着地と供に、リアブレーキをロック、腰を少し落としながらペダルを戻し再度飛び上がる。この繰り返し。体とハンドルの間にはある程度の空間を作り、あまりハンドルにおおいかぶさらないように。

●前進
後輪着地と供にリアブレーキロック、腰を少し落としペダルを少し戻すところは同じだが、それと同時にフロントタイヤも少し落とし、飛び上がる。

●バック
後輪着地と供にリアブレーキロック、腰を少し落としペダルは戻さずにハンドルを引き付けながら後方へ伸び上がる。飛び上がったらべダルを引っかけながら屈伸するような感じで自転車を後方へ引き付ける。



●左右への回転

回りたい方向のハンドルを飛び上がると同時に強く引き付ける。(この時ハンドルを、着地時には回転方向と反対に、飛び上がり時には回転方向へ切りながらリズムを取るとやりやすい。)

又、この動作に合わせて回転方向へ体が向くように腰をひねりはがら飛ぶと回転力が増します。

 


●飛び降り
飛び降りるポイントへダニエルで進んで行く。(この時、股の間から後輪の位置を確認。) 飛び降りのポイントへ来たら、フロントタイヤを下げなから飛び降りる。空中ではハンドルを引き付けて後輪から着地。 飛び降りる高さによってフロントタイヤの下げる度合いが変わってきます。(高くなればなるほど低く下げる。)

●ジヤンプ

ジャンピンクポイントへダニエルで進み、ジャンプする時に腰とフロントタイヤを多目に落とす。

ペダルを漕ぎながらハンドルを引き付けるようにして、前方へ飛び出す。

後輪接地と供にリアブレーキをロック、下半身を使つてショックを吸収。(腰とフロントの下げ具合と飛び出しの勢いで飛距離が変わります。)

《ダニエルを使いこなす。》
 どんな地形でもダニエルができるように。

●オツトビを使つたダニエル
 丸い石の上や、タイヤの上とかの場合に有効。

真上に飛ぶつもりでオットピをする。

飛び上がったら腰の位置はそのままで足を前に放り出すようにして自転車を押し出しダニエルする。


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